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口蹄疫のワクチンについて [ニュース]



口蹄疫のワクチンについて

ワクチンの接種という件について、
なぜ、ワクチンを今頃接種するのか、
なぜワクチンを接種するのに殺さねばならないのか

さらに、ある人に、すでに発病している牛にワクチンを使用して、
症状を半減させるっとか言われて、

わけがわからなくなってしまいました。

僕もなんとなくわかっていたというレベルで
いまいちわかってませんでしたので、調べてみました。
(無知ですみませんww


★ワクチンを使用するのが、なぜ、あまり好まれないのか?

人の場合や、インフルエンザなど予防接種としてワクチンを使用します。
感染していない牛の場合だって同じじゃないの?
すぐに、使用すればいいのに・・・って思ってました。

口蹄疫の場合は、ちょっと事情が違うようです。

牛さんは、口蹄疫を発症した場合、口などに水ぶくれができて
痛くて、餌を食べなくなるそうです。
当然、体が弱って、死んじゃう。
体力のある牛さんは、死なないこともあるそうですが・・・

もう、こうなったら、殺しちゃうしか方法がないようです。


治療するにしても、点滴とインターフェロンの注射を2週間ほど続けないといけない。
このインターフェロンは、かなりの高価らしい。
成長も遅れて、餌代も増えちゃう・・・
さらに、感染源となって、他の牛さんたちも、感染させてしまう・・

なので、処分するしかない・・・ってことらしい。

ペットで飼育しているわけではないんですよね。ビジネスなんですよね。(泣


で、ワクチンを簡単には使用できない理由は、

口蹄疫は、感染しているかどうかは、血液検査で調べるそうです。

感染していない牛さんに、ワクチンを使用すると、血液の中に抗体ができます。
ワクチンを使っても感染する可能性はあります。
感染して、ウイルスを保持してても、発症しないこともあります。

そうなると、後で調べても、感染したのか、ワクチンのものか 判断がつかない状態になり
感染が終息したのかどうかも判断つかない・・・ゆえに、処分ってことになるそうです。


結局、感染していない牛さんに、ワクチンを使用すると、処分決定となるわけです。




★最終手段として、ワクチンを使用するのは?

感染している中心で、ワクチンを使うのじゃなく、感染している周りの地域で
まだ、感染していない牛さんなどに、ワクチンを使用すれば、

火事と同じで、火事を広げないために、周辺の燃えるもの(草木などを伐採したり)を
除去すれば、それ以上広がらない・・・っという理屈と同じで

ワクチンで感染させてしまえば、感染する動物がいなくなり、拡大を抑え込む。
でも、どっちかというと、拡大スピードを遅らせるという感じらしいです。

ただ、口蹄疫のウイルスって、空気感染します。ピューと風に乗って数十キロまで飛んでいってしまう。
(イギリスでは、ドーバー海峡を越えた記録もあるらしい!)
しかも、9週間も生きてるww

おっそろしいウイルスなのだそうです。(こえぇwww
抑え込むのは、かなり難しそうです。





★ワクチンでは、治らない。

これは、まあ、当然ですわね。 あくまで、抗体をつくり免疫を高めるだけなんで。
インフルの予防接種と同じ。



★感染している牛などに、ワクチンを使用する?

これが、わかんないwww。なんなるデマかな?
だいたい、感染したものに、ワクチン打ったら、とどめをさすようなもんじゃ・・・


ともかく、一刻も早く、終息を・・・



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コメント 1

cipher

釣られクマさん、nice! ありがとうございます。

「直chan」さん、nice! ありがとうございます。

ブラザーボブかきもとさん、nice! ありがとうございます。

by cipher (2010-05-26 01:44) 

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